太子堂白毫寺は、推古天皇の時代、渡来僧雲聡が、聖徳太子自らが彫刻したという太子二歳の像を貰い受けて京都・東山大谷の草庵に安置したことを創建の由来としています。また、聖武天皇の時代、太子像の白毫(眉間にある白い毛)から光を放つという吉祥の出来事があったことから太子堂白毫寺という寺名となりました。
太子堂は、皇室や諸貴族の尊崇を集めて勅願所になったほか、足利尊氏の祈祷所となったことが『太子堂縁起ノ写』等に記されています。御本尊は如意輪観音様をお祀りしています。
近年の少子高齢化、核家族化、またお墓に対する考え方の変化によりご先祖様、大切な人の供養にお悩みの方が増えてきています。 跡継ぎがいない方、遠く離れた子供たちに負担をかけたくない方、お墓の建立、管理による経済的負担を減らしたい方々に安心していただくため、お寺がその想いを引き継ぎ、責任を持って永年に渡り供養と管理を続けてまいります。それが永代供養です。
太子堂白毫寺は、京都の街中にありながらも緑に囲まれ、四季を感じる静かなお寺です。ご先祖様の安寧と、ご家族のみなさまが心から安心してお参りいただけるやさしいお寺づくりを目指しています。